昨日6月24日は、フィレンツェの守護聖人、サン・ジョヴァンニの日でした。
企業やお店によっては、お休みのところもあります。 毎年この日は、おそらくフィレンツェ中心部では年に1回の花火大会が開かれます。 エミリア・ロマーニャ州の海沿いの町・リミニ出身の友人に言わせると、 「リミニでは夏の間、毎日のように花火が上がるのに、フィレンツェは年に1回だもんね。」だそうです。 花火の技術も、リミニの方が上だそうです。 確かに、2年前に見たフィレンツェの花火は、日本の花火を見慣れている私には何か物足りないものがありました。 そんな2年前の記憶があったので、今年の花火はあまり行く気がなかったのです。 当日になって、「他にやることもないし」と友人を誘ってみたところ、「OK」との返事がきたので、行ってみることにしました。 この時季、日没は21時なので、花火は22時開始です。 21時20分頃アルノ川に架かるポンテ・ヴェッキオの先に着くと、すでに沢山の人々が、川を見下ろす塀に腰掛けています。 我々もグラツィエ橋の手前に場所を確保。 塀の上から、次々に訪れる人を観察です。 こんなに人がいっぱいです。 22時5分、1発目が上がりました。 数発目に、大きくて見事な花火が上がりましたが、周りからは歓声が少し上がったのみです。 「日本では、素晴らしい花火には拍手をするんだよ。」 友人に話したその言葉が聞こえた訳でもないのに、その後、見事な花火には皆拍手と口笛で大盛り上がりです。 40分程で、大会の幕は閉じました。 今年の花火は、最近の日本の花火を見ていないせいかもしれませんが、どれも綺麗で良かったです。 日本の技術はかなり進んでいるでしょうね。 別の友人は、10ユーロで川沿いに用意された指定席券(初耳でした!)を買ったそうですが、30分程前に行けば、座れる場所を見つけることができます。 先週末から真夏のような暑さの始まったイタリア。 さらに夏を感じさせてくれる一夜でした。
by stellina5
| 2008-06-26 05:49
| 花火
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